仕入最適化プログラム
一般的に支出金額の大きな項目である「仕入」に絞り込んで、売上の変化に連動させ、ムダ・ムリ・ムラの発生を未然に防ぎ、資金繰りを楽にするプログラムです。品切れを起こさず、無駄な在庫を残さない仕入発注の仕組みを全社的に構築することが特徴です。
仕入に着目する理由
3大支払いコストの「人件費」、「借入返済」、 「仕入」のうち、人件費のコストダウンはモチベーションに影響します。借入返済のコストダウンは極めてデリケートで企業の存続に直結しかねません。最も自助努力でコントロールしやすいものが「仕入」なのです。仕入をしたあとの「在庫」は「資産」となり「売上」に変わります。ただ見通しが甘いと「在庫」は換金できない重荷になりますので「仕入」の適正化が重要なのです。 コストダウンではなく「最適化」。これが本プログラムのコンセプトです。
実施概要
- 「仕入」という多額支出項目に特化し、短期間で手元資金増加という成果を導き出します。
- 売上の上下動に「仕入」を同調して推移させます。担当者の「※さいふ予算」を設定することで可能になります。
- 実際の発注量の適性値を探索します。担当者が「やりくり」するための「※ベンチマークガイドライン」を設定することで可能になります。
- 合計12ヶ月のプロジェクトです。週次でチェックし必要に応じて月次で実務指導します。
※「さいふ予算」、「ベンチマークガイドライン」とは・・・当社の独自ノウハウです。詳細はご面談時に説明いたします。
特徴
1. リードタイム不要!導入初月から効果を体感できます。
改善スタートまでの準備期間は最長で1カ月。通常はご契約日の翌週から取り組んでいただけます。
2. 自社でマネジメントを継続できるようになります。
まず「発注時点管理」を仕組み化します。そのうえで、プログラム実施期間である1年間は実践指導いたしますので、実務責任者は皮膚感覚でマネジメント能力を身に付けていただくことができます。やり方を引き継いでいただきますので、プロジェクト終了後は自社で継続できるようになります。
3. 現場とのコミュニケーションが良くなり、現状を正確に掴めるようになります。
多くの企業の仕入購買は、担当者の属人性に委ねざるをえず、適正さを検証できません。本プログラムでは「調整管理」すなわちお客様のために必要であれば予算超過を認めるルールを施行します。その代わり申請と承認のルールを徹底して担当者個々の判断基準を理解し、会社としての方針と方法を徹底するコミュニケーションが取れるようになります。
4. 勘や経験値による仕入れと比べて、驚くほど在庫回転が上がり始めます。
売上に連動した「発注目安」を週単位で調整することで、仕入購買担当者は自身の仕入発注状況を数値で判断できるようになります。勘や経験値による仕入れと比べて、驚くほど在庫回転が上がり始めます。
5. 仕入企業に「値引き圧力」を掛けません。
値引きを強要するのはリスクが大きいため行いません。論理的ではない業者変更も控えていただきます。
6. 自社のコンプライアンスが向上します。
私どものような外部機関が実務マネジメントをサポートすることで、企業のコンプライアンス意識は自然に向上します。
7. リーズナブルな成果報酬型で成果責任を担えます。
費用は成果が出た分の30%。月次報告を2カ月ごとにまとめ、成果実績に基づき成果報酬を精算します。年間6回の精算が発生します。ただし当プログラムの実施にあたっては当社規定の事前審査があります。
※成果報酬および事前審査の詳細は、ご面談時に説明いたします。