身の丈を超えた無茶苦茶な融資
2016.12.13 資金調達と返済
ここの原稿は固いので…固く書けとプロデューサーに言われたので固いねんけども
肩こりなるんで(笑)徐々に素を出して大阪弁入ってやらしてもらいまかり通ります。
ご容赦くだされませ。
私は金融機関の顧問をしてますと言いました。
主に取引先の助言による債権者区分の維持&アップ
融資案件の判断に迷うときにリサーチする等です。
融資案件…
ノルマきついんよね金融機関
支店長が乗り気になって融資会議に上げちゃう案件の一部は
どう考えてもぶっ飛んでたりする
勢いで認可が下りたりしたらコワイコワイ
何がコワイっていえば
借りた人が一番可哀相
融資が下りたら大多数の人は喜びます
けど
しゃっきんやからね
無茶なしゃっきんしたら返済で反吐吐くほど苦しい思いをする
大型介護施設をブッ建てるんやと
担保評価は全然不足して、残りは信用貸しで行きたいと
これまで小型施設を3つ運営してきた実績があると
だからやれる。経営は健全ですし、成長事業分野ですしと…
そんなことくらいでその会社や経営者、経営計画を精査したことになるんやろか?
しかも大型施設は経験がないんやんね…
10数年したら高齢者人口横ばいになる
サービス付き高齢者住宅の必要数60万戸と言われているが、
その達成は予定の10年の倍のスピードでできてしまう。
20年の返済期間などで貸してぐちゃぐちゃになるんちゃう?
安い費用で手厚いサービスをするのです
って
そんな矛盾した抽象的なことできるはずないやん!
従業員に命削らせるって意味にしか聞こえないもん
継続性があるはずない
えらい先生がついているのです
じゃあその先生に個人で保証人なってもらってください
みたいな
そんなノルマに押し出された
身の丈を知らない融資の申請をしてはいけないし
そんな融資は受けてはいけない
貸し手責任も借り手責任もあり
責任を取るときの苦さと痛みはハンパないので(T_T)